2004年07月19日

タイトルバック [ タイトルバック ]


先日、映画「69」を観た。映画全体は勢いに溢れていて、青春モノ特有のハッタリ&デタラメ感に
充満していて面白かった。
見終わった後、特に何も残ってない感じが原作とはまたひと味違って良かった。

ところで、話題はタイトルバックだ。ネタバレしても良いと思うけど「69」のタイトルバックは
近年で言うと「キャッチミーイフユーキャン」のそれ、そのもの。パクりというと
言葉が悪いがオマージュかな?
でも作品との関連が特にないのでオマージュってのもちょっと変かな?
まあ、とにかく似てはいる。でも、もともとは「キャッチミーイフユーキャン」だって、
ソウルバス的なグラフィカルな世界観をCGでやっているのが新鮮だったわけで、
「キャッチミーイフユーキャン」(長い!)のタイトルだってある意味じゃあオマージュだと思う。
でも「69」のもかなり良かった。後半サイケな感じになるのがその時代を象徴していて。

ソウルバスは、50〜70年代のハリウッド映画でお洒落なタイトルバックを一手に
担当したデザイナーです。監督で言うとヒッチコック(「めまい」「サイコ」「北北西〜」)、
ビリーワイルダー(「七年目の浮気」)なんかと組んでいます。「80日間世界一周旅行」
「WEST SIDE STORY」もそうですね。「サイコ」のシャワーシーンはヒッチコックじゃなくて
ソウルバスが演出したらしいという噂は本当でしょうか?

グラフィックでカッコ良いタイトルと言えば何もハリウッドだけではありません。
日本にもあります。映画は「殺人狂時代」(岡元喜八)。
タイトルアンメーションを久里洋二さんがやっております。
「ひょっこりひょうたん島」オープニングアニメと同じノリですね。

タイトルワーク近年のスターは、カイルクーパーでしょうね。
「セブン」(いつ観てもかっこいい)「ミッションインポッシブル」
そして「トゥルーマンショー」もそうでした! 彼の会社のサイトがありました。映像も見れるよ!

さて話は「美女缶」に戻ります。実は自分も本業ではタイトルバックをやる事があるので、自分なりにはこだわりがあるつもりです。
「美女缶」のタイトルバックは至ってシンプルな物ですが、
実はよく見ると細かい芸をしてますので見る際は観察してみて下さい。
それは「ロスタイム」も「ハリコマレ!」も同じです。
タイトルバックは映画の顔ですから、大事ですよね。
ハリウッド映画のように尺が長い必要はないと思うけどちょっとした出し方一つで全然変わると思う。
というわけで、3作品のタイトルバックにも注目してみてください。

Posted by kentarou at 2004年07月19日 | コメント(0) | Trackback(0)